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病気という言葉

ちょうど2年半前、潰瘍性大腸炎という病気を患いました。

未だ発病の原因や完治させる方法が見つかってないいわゆる難病と言われる病気です。一説によれば白血球が正常に機能せず誤って自分の体を攻撃してしまうのだとか。

本格的に症状が現れると腹痛と下血を伴う下痢が1日30回程度、食事も取れずほぼ寝たきりに近い状態になってしまいます。

私の場合は、薬により症状を抑え込む治療がメインですが、薬だけでは炎症が改善されない場合は約2ヶ月間入院し、血液透析によって白血球の成分を除去するといった治療をおこないます。

こんな風に書いてしまうと、何やら大層な病気を患っていると思われるかもしれませんが、自分自身はそれほど気に留めていません。身体的に「しんどいな」と思うことはありますが精神的に辛いと思ったことは一度もありません。潰瘍性大腸炎を患ったおかげで得ることができた「気づき」の方が自分にとっては大きいからです。

健康でいられることの素晴らしさに気づけたことは勿論、「病気」という言葉について深く考えるきっかけを与えてもらいました。

今生活している中で「病気」という言葉はほとんど使わないようになりました。

「病気」という言葉にはマイナスの力しか宿ってないと感じたからです。今までは「俺、病気なんだよね」という風に何気に使っていましたが、マイナスの力しか宿ってない言葉は、自分自身の価値を下げてしまう効果があるのではないかと思います。自分を病人扱いしてしまうと、精神衛生上良くないなぁと(笑)自分は病気なんだ、病人なんだと思えば心が次第に病んでいくってこともあるでしょう。「病は気から」・・・なるほどなと思います。

少し自分の言動を振り返ってみてると、たくさんのマイナスの言葉を使ってることに気づきました。「めんどくさい」「だるい」「つまんねぇ~」「うざい」「面白くない」・・・数え上げると結構な量になります(笑)

どんなに容姿端麗、頭脳明晰、仕事ができて、話上手で素敵な人でも、その人から「あ~めんどくさい」なんてを聞いてしまうと、残念・・・もったいないな~と思ってしまう。マイナスの言葉ばかりを使う人には自然と距離を置いてしまう。

逆に、プラスの力を持つ言葉を多く発している人には魅力を感じる。

「ありがとう」「頑張ろう」「楽しいね」「きれいだね」「素晴らしい」・・・プラスの言葉を使う人には自然と人が集まっていくのだと思う。

言葉には力があるということを気づかせてくれた潰瘍性大腸炎。君にはとっても感謝しているよ。でも、できるだけ大人しくしていてね(笑)

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